スロウスタート

11月1日(月)

すべてが1で週をはじめるちょっと気味の悪い日だ。見方を変えれば切りがいいかもしれないけど、すべてが1の世界だったらちょっと退屈しちゃうかも。そんな今日は大学がやすみで、あたかも祝日のように過ごした。

昨日の夜は12時ごろにヤフオクを流し見ながら車のカスタムを妄想していたら、いつの間にか目がかぴかぴになっていて逆らうこともなく、寝た。だから今朝は7時半というちょっぴり健康的な時間に起床することができた。

朝飯をたべ、コーヒーを用意して自室へ。それから作業してもいいかなと思ったが、せっかく休日なので寝ちゃえ~となった。そしてふいに夢の中でたからものに出くわし、胃もたれした虚無感とともに目を覚ました。カーテンの隙間から見える11月の空に、じわじわと胸を締め付けられながら、いっそひとりで安曇野あたりまでいったらいいじゃないかと説く。昨晩のヤフオクが伏線だったと気づくとうだーっとした。(そうか、よしよし、よかったねの意)

裏の剪定枝がふえてきたのですこしだけ燃やして灰にした。錆びた消火用の赤バケツは本来の役割がまわってきて嬉しそうだった。それからヴィヴィオに戻すために残した純正のマフラーを去年の夏ぶりに引き出して、研磨してぴかぴかにした。

15時ごろ大学の作業にとりかかり、余裕をもって提出をすました自分に対して成長を感じた。時間があまったら純正マフラーをつけようか迷ったが17時前でもうすぐに暗くなりそうだったからやめた。最近もまだ暗くなるのが早い。

旅ぶら番組を見ていいなーっとおもい、中学の知り合いやバンドの先輩から連絡がきて今に至る。何気ない日にもいろいろなことが起きている。そのうち"たからもの"という歌がこの話をよんでいる君にとどきますように。