解散するの?

わたしのバンドは解散するらしい。

終わるバンドのライブしてたなって思ったひと、それ正解かも。いやだな

恵健吾氏とは高校からの付き合いで、ずっとバンドをともにやって来ました。ここから僕はひとりで舟をだすかんじ。準備するものがわからなくて、舟がずっと出せなかったらごめんなさい。でも旅がしたい。

核心にせまるような曲を作るところまでは、ぼくの中では至れなかった。やり残しがまだまだあるから、くすぶりが消えないうちに曲は作らなきゃ、今以上のものは難しいなと思う。

バンドは人とやってること、自分がバンドを運営してると、ついわかんなくなってしまっている。でもそれは曲にたいしても、演奏する事、活動することに敬意がないといけないなと思った。ふと、小学生のころ、スポーツ少年団でグラウンドには挨拶をしなさいと、言われたことをおもいだした。

こんな気持ち、彼女とわかれたときにも抱いたことない、やるせない気持ち。あれができてなかった、いつかやらなきゃ、のまま迎える「終わりにしよう」の言葉。悔しい。

でも間違ったことを沢山してきた。1st シングルのエンジニアさんが親切心で細かい修正に時間を割いてくれたのに金額にケチつけたり、面倒みてもらってる人の飲み会を断ってこういうつながりは大事だよって教えてくれてるのに金が無いの一点張りでキレたり。本当にごめんなさい、間違っていました。だから解散に繋がったといっても過言ではないです。

お金がかかるけど、ケチっては自分の作品が枯れてしまうような、そういうのは良くないんだなとわかった。反省しています。悪かったかも知れなかったことがたくさんある。

自分の曲全体のことばかり気にしていて、ニュアンスをだすのに必死で、自分の足元(物理的にもエフェクター)をみてなかった。踏み間違えるなら長いパッチケーブルを買えばいい。ライブの前日にパワーサプライが壊れたならその晩に直すか買い直す。何とかできたこと、色々指摘されて気づいた。自分はまったくみれていなかった。一緒にいてくれている時間、作り上げるものに対してお金を全然払わないし質が落ちるって、それはもうそっち側だったら自分も嫌だと思うなあと、話していてとても思った。

誰もいないところから、また始まるなら。今度は丁寧につみあげていけそうだ。でもちょっとシャットダウンして放置すべきかも知れない。これは誰かに相談したい。

そもそも文章にできてないけど、僕はめちゃくちゃ悲しい。悔しい。もうなにもできる気がしない。生活も就活も、辞めたい。そういう気持ち。

 

ああ。明日も明後日も来なければいいのに。心が整うまでの間も、時間だけは過ぎていきそう。つらいなあ。