光のほうへ

9月19日(日)

朝8時半におきるという快挙を達成した。朝ごはんから三食きちっとたべた。これは素晴らしいことだ、ぜひ続けたい。しかしながら学校が始まれば、社会に出ればこれが当たり前なのだとおもうと頭を抱えてしまう。まあ当たり前では無いのだよ、君も上司も時間に来て素晴らしいね~!とほめて誉めまくってじぶんを咎められないようにしたい。そうする予定である。

しかしながら最近の進歩はすごい。三時間遅れて参上する私は、今日の予定は十分前に待ち合わせに到着したのだ。良い傾向だ。これが目的にならないよう早く着いてイイコトを何かさがそう、できてる今のうちに。

今日は無駄のない1日を過ごせた。友達の待ち合わせまで移動時間などを逆算してあらかじめ到着時刻をつたえてから釣りに出掛けた。いつまでも釣りしないようにエサは一時間分だけもった。すべてナイスに働いた。奇跡的で感動した。

社会にボディーブローを食らった友人に会った。完全に壊れかけだった。がんじがらめでガチガチの頭をつつきながら共にちょっとずついつもの彼を取り戻した。いや、戻ってきたのはいつものではなかった、彼は成長して前より少しでかくなっていた(たぶん身長は縮んでいた)。社会とは"金の斧"の童話と重なるかも?とおもったところで思考をやめた。

彼は先に寝た。私はギターを愛でている。寝る前、彼にはやくワクチン打てと伝えた。特に理由はない。

夜道を散歩しながら彼がすこし浮かれていて私も浮かれてしまった(橋の上で大笑いした)。こんな日々が気軽におとずれたらよいのだけど今の時点では貴重な日だ。

私は死ぬくらいならひとに会えとおもう。コロナで外出を規制するのは人が死なないようにするためであって、外出しないことでそいつが死ぬのは馬鹿だとおもう。せめて自分は守ってやりなよとおもう。だから私は彼が求めたことは全うだし今日が緊急必要な時間であったと自信をもって考えている。災害はいつも自助7割の世界だ。生きる執念を忘れちゃいけない。

 

今日のMVPは"CRIKET QUARTET"というバンド。彼らはもう解散しているが私の心に深く光を残している。ラストライブの照明の残像は未だ消えていない。