なくなった喫茶店

11月25日(木)未明

喫煙ロダンはしばらく前から閉業してしまったみたいだ。Googleマップで隣の咽頭耳鼻科しか表示されなかったときから覚悟はついていた。それでもさみしいものだ。きっと良い立地でまた誰かが借りるかもしれないし、それでも喫茶店であってくれと願う私の淡い期待は次のテナントのチラシが貼られるまでのタイムリミット付である。

信用とはなんだろう。朝、大学の共用スペースが開くまでの時間、キレートレモンを片手に考えていってしまった。いま目の前にしている生活は私が歩いてきた道の通過点にすぎないことをハッとおもいだして、「ここが頂上ではないのだから」と一瞬気がはやって落胆した自分を陰から取り返して、私は私のことをまず大事にしなければいけないなと改めて思った。

未来を何とかしてやろうという気持ちだけはある。まず自分が納得いくものをせめて卒業後は手にいれたくて、必死だ。来月の全体の業界説明が(不安で)待てず、自ら聞きに行ったのも今日の自分だ。私は結果を楽観できる器はあるから、色々なことに挑戦したい。熱中できるだけの誇りを感じれる仕事に出会えたなら続く、そう信じている私がいる。でも本当にそうかもしれないし。俺の人生最高だ、と愛車をみつめる眼差しと同じテンションで言える自分になりたい。